石川県について

人気急上集中の観光スポット、石川県!

石川県について

意外と見落としがちな石川県

日本は狭し、島国だからアメリカや中国と比べたら国土なんてあったものじゃない、などという人もいるでしょう。比べる対象が最初から違いすぎるだろうと突っ込みたくなりますが、外交的な繋がりを持っている国々と比べれば日本は確かに国情はあまり豊かとはいえません。資源に溢れているわけではなく、地震が多く発生する大国としてもその名が世界各地に広まっている。一極的なものの見方で観察すれば、日本なんて大したものはないと言えてしまいます。良いところなんて無いんだと思うかもしれませんが、そういうことはきちんと調べてから発言すべきだ。

隣の芝生は青く見えるとはよく言ったもの、筆者個人も高校生ぐらいの時はいつかは海外で生活するのを夢見ていたものですが、今はそうでもない。その計画が元々無いと言ってしまうのは簡単ですが、日本人はやっぱり日本に住むのが一番だろう。治安という意味でも、社会的にといっても、そして文化的にといってもだ。それに、日本を知るとなったら首都である東京を始めとした、五大都市ばかりに視線が行きがちですが、他の都市部もそれぞれの個性を放っているもの。そこにはかつてあった日本の古き良き文化がそのまま残されていれば、多くの人を郷愁させる要素が多数存在しているものです。今回はそんな日本の文化が深く感じられる街としても特色のある、『石川県』に注目してみたい。どうして石川県、と疑問に思う人もいると思うので、その辺りも含めた概要をまずは簡単に説明していこう。

最近注目を集めている観光スポット

今回特集するきっかけになったのは、石川県という都市が2015年の某企業の旅行予約事情において、なんと国内旅行先として日本人が今年一番訪れている頻度が高いと発表されたのです。国外からの旅行者については、静岡県や福岡県などに集中しているが大いに気にするべき点だろう。これが諸外国から訪れた人々も石川県を訪れていたら、何があったかと驚く人も多いと思います。

ですがどうして石川県なのでしょうか。古い歴史を有しているのは言わずもがなですが、あまり観光をする場所としてピックアップされることの少ない県のようにも感じる。失礼な言い方かもしれませんが、正直石川県って地図上で何処を指しているのかとわからない人も少なくないでしょう。県名は知っていたとしても地域としての場所が何処なのかが分からない、そんな常識の無さを高齢者にすれば情けないと感じるだろうが、案外そうとも言えないものだ。ちなみに言えば、石川県は中部・北陸地方側の日本海に面したちょっと出っ張ったところのあるところが石川県となる。

ともかく人気という事実は揺るぎなく、それだけ需要が増しているというのは県としても喜ぶべきことだと捉えるのが当然でしょう。石川県を観光する人が増加している、そう言われて実感を持つ人は意外と少ないかもしれません。何せはっきりと見たわけではないですから、もしかしたら違うかもしれない、あるいは自分の趣味には会わない街かもしれないと断念する人もいるのではないか。そもそも何が今年から急とも言える人気を有するようになったのかが気になるところ、では理由について少し話をしていこう。

北陸新幹線の開通

最近になってどうして石川県がここまで人気急上昇となったのかというと、その答えは2015年3月に開通路線が大幅に広がった『北陸新幹線』の存在が後押しとなったのです。詳しい路線でいうと、東京からではなく長野から石川県金沢市金沢駅までのルートとなっている、ですがその時期までこの線路はまだ整備が出来ていなかった状態だったのです。それまで関東から石川県までのルートは別路線が採用されていましたが、主要の交通機関として機能しているわけではなかったのです。地元の人ならともかく、関東圏に住んでいる人が石川県へと訪れるには必然と自動車を用いるか、鈍行でちまちまと行くしか無かったというのです。20世紀になってもそうだったんですから、最近の交通機関がまだまだ未発達だという事実を直視できるはずだ。

しかしそれも今年3月に長野から金沢駅までのルートが正式に新幹線が開通したことにより、

  • 東京 - 富山駅:2時間8分
  • 東京 - 金沢駅:2時間28分

※最速達列車使用時

東京に住んでいる人でも北陸地方を訪れる際には新幹線の利便性が増す形となったのです。その分だけの混み合いが予測できるという副作用を引き起こしてしまっていますが、それはやむなしかもしれない。北陸新幹線の開通はその他の路線にも影響を及ぼし、特に関東圏在住の方が石川、もしくは周辺の県を訪れる際は北陸新幹線の利用をすることで時間短縮はもちろん、料金的な面でもかなりお手頃価格になったのです。

もちろんという言い方は正しくないかもしれませんが、開通によりそれまで機能していた電車が廃止という形になるなどの余韻を残しているものの、利用者の数は決して少なくない現状を見てもらえれば、さほど悪影響はないと見て問題無いだろう。こうして石川県の存在が急激に身近なものとなり、行きたいと思っていた人が気軽に足を運べる観光スポットとしての地位を確立したといえる。

かなりの人気を獲得している

新幹線が開通したくらいでそこまで観光客が増えるものなのかと疑問に感じる人もいるかもしれませんが、事実は事実だ。何せ国内旅行、日本人が旅行をして訪れてみたいと感じた県に石川県が選ばれていることを地元の人が喜ばないわけがありません。人が増えるとその分だけ弊害も多くなってしまいますが、それはそれとしてもだ。観光収入とは県にすれば非常に貴重な経済効果を生み出し、地元にも潤いをもたらすもの。

愉快になれば活気も増す、街にとってはこれ以上にないと喜ぶべきところだろう。それくらい石川県を訪れた人は非常に多いのだ。何せ昨年の国内旅行先ランキングで1位もそうですが、その伸び率が急激な数字を記録しているのです。前年比と比べても40%近くまで上昇しているのだから、どんなだけ多くの人が来ているか、見て取れるはずだ。ちなみに国内旅行先で伸び率ランキングというものがあり、上位5位までは下記のようになっている。

  • 1位:石川県 - 40.1%
  • 2位:和歌山県 - 35.7%
  • 3位:佐賀県 - 33.2%
  • 4位:富山県 - 32%
  • 5位:大分県 - 28.7%

石川県のお隣である富山県が4位にランクインしているのも、やはり新幹線の影響が強いといっていい。観光促進をしたかった考えたもし石川県にあったなら、今年は吉兆ともいえるような充実した一年だったと言えるでしょう。元から由緒ある伝統が満ち満ちている街だけに、多くの人が改めて石川県の凄さを理解したといえる年だったのではないだろうか。